21:43 更新
大分県が実施している道路下の調査で705カ所の空洞が見つかっていたことが分かりました。
埼玉県八潮市で起きた陥没事故の原因とみられる下水道管に起因するものはいまのところないということです。
佐藤知事が定例会見で明らかにしました。
大分県は2015年度から、県道約1400キロを対象に道路の下に空洞がないかレーダーを使った調査を続けていて、2023年度末までに705カ所の空洞が見つかったということです。
ほとんどが高さ50センチ未満でしたが、高さ1メートル以上のものも9カ所ありました。
空洞はその都度、補修工事をしています。
また、この中に八潮市の陥没事故の原因とみられる下水道管に起因するとみられるものはありませんでした。
大分県は1月31日付けで下水道事業をしている14市町村に対し八潮市と同じような事故が起きないよう点検の実施を求めています。