20:09 更新
旅館やホテルの宿泊客に課される「宿泊税」について別府市は、宿泊業の関係者や有識者らによる検討を始めました。
長野市長
「観光に適切な投資をしないといけない。
いかに宿泊税を考えてもし徴収するのであれば払っていただく皆さんの納得感、満足感」
先週、宿泊税の導入を協議することを発表した別府市は、3日初めて検討委員会を開き、観光業に精通する大学教授や旅館・ホテルの団体関係者ら12人が出席しました。
今回は市の財政運営の見通しや既に宿泊税を導入している自治体の事例をもとに意見が交わされました。
立命館アジア太平洋大学サステイナビリティ観光学部 吉澤清良教授
「今後の別府市の観光振興を考える上では非常に貴重な財源になってくると考えている。議論する内容は多岐に渡るが今後詰めて議論をしていく」
宿泊税は、観光インフラの整備やオーバーツーリズム対策の財源に繋げようと導入を検討している自治体も増えていますが、一方で、導入されれば宿泊者の負担が増えることになります。
観光客は…
「しょうがない。あんまり高くなると正直嫌かな」
「住民の方に還元しないと申し訳ない」
「旅行者にとっても環境がよくなるのであればやむをえないと思う」
「旅行者からしたら税金がつくならと思うかもしれないが税金がついても行きたいところがあれば来てくれるのでは」