20:21 更新
カーボンニュートラルに向けて新たな展望が示されました。
「新エネルギービジョン」は、環境に優しいエネルギーの導入を進めるために県が2002年から策定しています。
30日は、エネルギー関連の会社や大学の教授ら10人で構成する会議が開かれ、事務局を務める大分県から新たなビジョンの素案が示されました。
大分県全体の電力消費量に占める再エネ率を2023年度の47・1%から2030年には63・8%まで上げることや、CO2を排出しない水素エネルギーの普及に向けて取り組みを進めることなどが掲げられています。
別府大学 阿部博光教授
「再生可能エネルギーの促進は重要。県民みなさんのエネルギービジョンということで進めていけたら」
ビジョンは29日出た意見などを踏まえて2025年3月末に改定される見通しです。