19:00 更新
台風10号の影響で献血する人が減り、医療現場では血液が足りない状況です。
若い世代の献血を増やそうと大分市の高校に献血バスがやって来ました。
大分県赤十字血液センターの献血バスが大分豊府高校を訪れ、生徒と教員合わせておよそ30人が献血しました。
献血は16歳から行うことが出来ますが若い世代は減少傾向です。
献血に触れ合う機会を作ろうと県と県赤十字血液センターが企画しました。
女子生徒
「学校に来てくれたら献血しやすいしきょうは文化祭だったので時間があってよかった」
男子生徒「献血に救われる命もあるし、僕の母もそうだったので人のためになるので一回でもいいからやってみてほしい」
大分県によりますと台風10号の影響で、献血バスの巡回が中止になるなどし九州全体で約2600人分の血液が足りない状況で、本州から運んできて輸血する事例もあるということです。
大分県内では毎年4万7000人ほどが献血をしていますが50代から60代が半数近くを占めています。
2023年、7年ぶりに高校生向けの献血を再開させ2023年度は8校で239人が協力しました。
今年度は大分豊府高校を含めて12の高校に献血バスが出向く予定です。