19:00 更新
先週から国内で始まった新型コロナウイルスワクチンの先行接種が、22日から県内の医療機関でも始まりました。対象となっている医療機関の1つ、由布市の湯布院病院では、医師や看護師ら24人が午後4時から先行接種を受けました。1人にかかる時間は約5分で、問診の後接種を受ける流れとなっています。
看護師「注射の痛みもなかったです。30分経ちましたが特別症状もありません」
接種の後は院内に設けられたスペースで30分待機します。その後10日間、接種した箇所の腫れや倦怠感があるかどうかなど経過観察をします。
湯布院病院・井上龍誠副院長「スケジュールなど順調に進み40分で終わりました。初日で少ない数でしたが異常がある人はいなかった」
接種した24人について、これまでに副反応があった人はいないということです。先行接種は午後4時35分に終了しました。5分間という短い時間で、問診、ワクチン接種、対象者の交代をする必要がありますが、普段から医療現場に携わっているためスムーズに接種を行えたと見受けられました。湯布院病院では、今後合わせて192人が3月22日までに2回の接種を受けるということです。