大分のニュース

大分市佐賀関で起きた大規模火災から、２日で２週間になります。

いまだ完全な鎮火には至っていないものの、２次避難に向けた動きも続いています。

発生から２週間経った佐賀関では、いまも多くの住民が避難生活を余儀なくされています。

■中野記者：
「このあと２回目の住民説明会が開かれます。今後の住まいや支援金などについて説明が行われる予定で、受付には多くの被災者が集まっています」

説明会では、市営住宅・県営住宅に加え、民間の賃貸住宅３０戸以上を提供する備えがあることが説明されました。

■大分市担当者：
「仮住まいの提供については、ご近所さんと離れてしまうことを心配する声がありました」

地元の企業などが社員寮を２次避難先として提供するほか、避難世帯を上回る数の仮住まいを市などが確保していますが、住む地域や間取りなど、住民の要望に応じた対応が可能か調整が必要です。

蔦島の熱源はこの２日間確認されていませんが、３日以降調査し、鎮火したかを確認する予定です。

２日現在の避難者の数は５５世帯７７人に上っています。