NEWS
大分のニュース
12月1日(月) のニュース
2025年12月1日(月) 19:53
【フカボリ】冬に注意!食中毒 夏だけじゃない危険性 対処方法は?
これから冬の時期に増えるのが食中毒です。
スーパーで食品の衛生が整っているか保健所の職員が調査しました。
年末年始には食品の流通量が増えることから、全国一斉に行われていて大分市のスーパーで保健所や市の食品衛生協会の指導員らが調査しました。
(江藤祐介アナ)
「生ものや惣菜を中心に一つ一つ細かくチェックしていきます」
指導員らは冷蔵の10℃以下、冷凍のマイナス15℃以下という温度基準が守られているかや期限の表示が正しいかなどをチェックしました。
(大分市保健所 食品衛生担当班 小若女孝班長)
「今の時期は色んな所でノロウイルスや感染性胃腸炎が流行る流行期。家庭でも気を付けて」
冬の時期でも食中毒は多く発生します。
これからの時期最も多いのがノロウイルスです。家庭で気を付けるポイントも紹介します。
夏場に多いと思われがちな食中毒ですが、実はこれからの時期、冬も注意が必要なんです。
食中毒といってもいろいろな病原体がありますが中でも最も多いのが「ノロウイルス」で、半数近くを占めています。特に冬場が危険です。
過去の発生時期を見てみますと、11月から2月の4カ月だけで約6割です。
大分県内でも今年すでに発生していて一度に多くの感染者が出るのもノロウイルスの特徴です。
これまで13件の発生で、患者数は217人に上っています。
そしてこのうち10件が飲食店です。
ただ大分市保健所によりますと「発症しない人もいれば、軽いかぜのような症状で済む人もいる。家庭で感染・拡散していることに気づかないこともある」
つまり家庭でも注意は必要ということです。
では家ではどんなことに注意すべきなのでしょうか。
まず大前提として魚や肉が食中毒の原因となるケースが多いので、中までしっかり加熱をしてください。
そしてキッチンで最も増殖しやすい場所があります。
注意が必要なのがスポンジ・そしてふきんです。
こうした水分が多い場所は増殖する危険が高いですので、使った後はしっかりと洗浄・乾燥をしてください。
そしてできれば、熱湯をかけて殺菌するのがおすすめです。
乾きやすくもなるので効果的です。
また、生の食材だけではありません。
お米やパスタにも注意してください。
これらには「セレウス菌」という細菌が存在します。
さらにこの菌がバリアを作るので熱にも強いんだそうです。
ですので、加熱調理したあとにも油断しないでください。
常温の長時間放置はNGです。
保存するときは早めに冷蔵・冷凍をするようにしてください。
セレウス菌に関しては県内での症例は少ないということですが、十分に注意をしてください。
年末年始は親戚が集まって大人数で食事をする機会が増えます。
ぜひ注意していきましょう。
スーパーで食品の衛生が整っているか保健所の職員が調査しました。
年末年始には食品の流通量が増えることから、全国一斉に行われていて大分市のスーパーで保健所や市の食品衛生協会の指導員らが調査しました。
(江藤祐介アナ)
「生ものや惣菜を中心に一つ一つ細かくチェックしていきます」
指導員らは冷蔵の10℃以下、冷凍のマイナス15℃以下という温度基準が守られているかや期限の表示が正しいかなどをチェックしました。
(大分市保健所 食品衛生担当班 小若女孝班長)
「今の時期は色んな所でノロウイルスや感染性胃腸炎が流行る流行期。家庭でも気を付けて」
冬の時期でも食中毒は多く発生します。
これからの時期最も多いのがノロウイルスです。家庭で気を付けるポイントも紹介します。
夏場に多いと思われがちな食中毒ですが、実はこれからの時期、冬も注意が必要なんです。
食中毒といってもいろいろな病原体がありますが中でも最も多いのが「ノロウイルス」で、半数近くを占めています。特に冬場が危険です。
過去の発生時期を見てみますと、11月から2月の4カ月だけで約6割です。
大分県内でも今年すでに発生していて一度に多くの感染者が出るのもノロウイルスの特徴です。
これまで13件の発生で、患者数は217人に上っています。
そしてこのうち10件が飲食店です。
ただ大分市保健所によりますと「発症しない人もいれば、軽いかぜのような症状で済む人もいる。家庭で感染・拡散していることに気づかないこともある」
つまり家庭でも注意は必要ということです。
では家ではどんなことに注意すべきなのでしょうか。
まず大前提として魚や肉が食中毒の原因となるケースが多いので、中までしっかり加熱をしてください。
そしてキッチンで最も増殖しやすい場所があります。
注意が必要なのがスポンジ・そしてふきんです。
こうした水分が多い場所は増殖する危険が高いですので、使った後はしっかりと洗浄・乾燥をしてください。
そしてできれば、熱湯をかけて殺菌するのがおすすめです。
乾きやすくもなるので効果的です。
また、生の食材だけではありません。
お米やパスタにも注意してください。
これらには「セレウス菌」という細菌が存在します。
さらにこの菌がバリアを作るので熱にも強いんだそうです。
ですので、加熱調理したあとにも油断しないでください。
常温の長時間放置はNGです。
保存するときは早めに冷蔵・冷凍をするようにしてください。
セレウス菌に関しては県内での症例は少ないということですが、十分に注意をしてください。
年末年始は親戚が集まって大人数で食事をする機会が増えます。
ぜひ注意していきましょう。


