大分のニュース

職員が関わった入札を巡る事件について、大分市長が議会に報告しました。

第４回大分市議会定例会が開会し、４５議案が提案されました。

提案理由の説明に先立ち、足立市長は職員が関わった官製談合事件の第三者調査委員会の報告などについて説明しました。

■足立信也大分市長：
「これまで私は、部落解放運動を行っている団体の一部から、高圧的な要求を広範囲において継続的に受ける中で、市側がその対応を余儀なくされたことが原因としてあるのではないかということを申し上げてきました。報告書は、そのことを合理的に裏付けるものであり、事件の真因であると認識しています」

この事件を受け、来年１月から３月までの間、市長や副市長など特別職の給料を減額する条例案が今回の議会で提案される予定です。

また、２７日の市の定例会見では、管理職やその経験者およそ３００人に対し、最大２％給料の自主返納を求めることも明らかになっています。