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11月11日(火) のニュース
2025年11月11日(火) 19:10
少年警察ボランティアを表彰 県内の刑法犯少年は2年で倍増 性犯罪や闇バイトにつながるケースも
地域の子どもたちの見守りや非行防止に長年取り組んできた「少年警察ボランティア」に、警察から表彰状が贈られました。
表彰を受けたのは、佐伯地区少年警察ボランティア協会と、個人で活動している21人です。
幡野徹本部長から代表者に表彰状が手渡されました。
少年警察ボランティアは、警察や公安委員会から委嘱を受けて活動する民間のボランティアで、県内ではおよそ760人が在籍しています。
通学路の見守りや、問題を抱える保護者への相談対応など、地域に根ざした活動を続けています。
■佐伯地区少年警察ボランティア協会 吉良一男会長:
「気持ちを新たに、地域から1人も非行少年を出さないように努力していきたい」
県警によりますと、今年10月末までに県内で刑法犯により検挙・補導された少年は167人。
去年の同じ時期より46人増えているということです。
青少年の非行を防ぐ取り組みが続けられていますが、県内の現状を見ていきます。
こちらは県内の刑法犯少年の検挙・補導の状況です。
3年前は1年間で66件でしたが、去年は145件と2年間で倍以上に増えています。
コロナ明けで外出する機会が増えたことが増加の一因とみられています。
傾向を見てみますと、動機が単純で犯行が比較的容易な「初発型非行」が目立っています。
最も多いのは「万引き」で、次いで「自転車盗」や「オートバイ盗」が続いています。
さらに近年は、こうした単純な非行にとどまらず、新たなトラブルも増えています。
いわゆる「闇バイト」に応募し、特殊詐欺や強盗など重大犯罪に関わってしまうケース、また、SNSで知り合った相手から性被害を受けるケースなど、身近なところに危険が潜んでいます。
県警は、「子どもの様子に少しでも変化を感じたら、家族だけで抱え込まず、警察や児童相談所に早めに相談してほしい」と呼びかけています。
表彰を受けたのは、佐伯地区少年警察ボランティア協会と、個人で活動している21人です。
幡野徹本部長から代表者に表彰状が手渡されました。
少年警察ボランティアは、警察や公安委員会から委嘱を受けて活動する民間のボランティアで、県内ではおよそ760人が在籍しています。
通学路の見守りや、問題を抱える保護者への相談対応など、地域に根ざした活動を続けています。
■佐伯地区少年警察ボランティア協会 吉良一男会長:
「気持ちを新たに、地域から1人も非行少年を出さないように努力していきたい」
県警によりますと、今年10月末までに県内で刑法犯により検挙・補導された少年は167人。
去年の同じ時期より46人増えているということです。
青少年の非行を防ぐ取り組みが続けられていますが、県内の現状を見ていきます。
こちらは県内の刑法犯少年の検挙・補導の状況です。
3年前は1年間で66件でしたが、去年は145件と2年間で倍以上に増えています。
コロナ明けで外出する機会が増えたことが増加の一因とみられています。
傾向を見てみますと、動機が単純で犯行が比較的容易な「初発型非行」が目立っています。
最も多いのは「万引き」で、次いで「自転車盗」や「オートバイ盗」が続いています。
さらに近年は、こうした単純な非行にとどまらず、新たなトラブルも増えています。
いわゆる「闇バイト」に応募し、特殊詐欺や強盗など重大犯罪に関わってしまうケース、また、SNSで知り合った相手から性被害を受けるケースなど、身近なところに危険が潜んでいます。
県警は、「子どもの様子に少しでも変化を感じたら、家族だけで抱え込まず、警察や児童相談所に早めに相談してほしい」と呼びかけています。


