大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第32号『裏川保育所』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
 今回の緑の授業は、大分市内の県立芸術会館近くにある裏川保育所で行いました。保育所の裏には裏川が流れ、対岸は川に沿って桜並木が続く、とても静かな環境です。
 授業に参加してくれたのは、らいおん組の子供達。本来は36名いるそうですが、この日は風邪ひきさんなどが多く、半分ぐらいの人数でした。でも、皆とっても元気いっぱいで、大きな声が出ていました。この日の朝は、前日からの雨が残っていたので、みどりの授業を先にして、その後に植樹をすることにしました。
 緑の授業では、今日は木の実(種)のお話と、オオイタサンショウウオの卵などを見てもらい、小さな命の話をしましたが、皆とても熱心に聴いてくれました。ふわふわ飛ぶ種やヘリコプターのように羽をクルクル回しながら飛ぶ種、また、赤、黄、青、黒などいろんな色の実を歓声を上げながら、くいいるように見てくれました。それから、様々な草木の香りも嗅いでもらいましたが、ローレル、レモングラス、ミントなどハーブ系が人気でした。また、木の話も少ししたところ、本やティッシュペーパーが「木」から出来ていることにとても驚いていました。
 最後に雨が上がったので外で出て、花の色が赤いハナミズキを植えました。大きな根の付いた木を、みんなで力を合わせて元気に植穴まで運んでくれました。そして、仲良く、上手に穴を掘り、埋め戻しをして植樹は無事完了しました。
 短い時間でミニ自然体験してもらったけど、少しは木や自然に興味をもってもらえたかな。(三ヶ田)
こんな木を植えたよ
ハナミズキ
 今回は、保育所の園庭に、そらぽの木の植樹で人気の高い「ハナミズキ」を植えました。
 すでに花芽が付いているので、4月下旬頃にはピンクの花が楽しめると思います。秋には赤い実が付くので、鳥たちが食べにやってくるといいね。
 ハナミズキは今から約100年前、日本がサクラの苗を送ったお礼に、アメリカから送られてきたものです。大分でも、街路樹や庭などで良く目にするようになりました。夏の乾燥に弱いので、雨があまり降らないときは、時々、みんなで水やりをお願いします。(三ヶ田)
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