大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第30号『安岐中央小学校』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
浄化槽の法定検査を通して水環境の保全に努めております「公益財団法人 大分県環境管理協会」です。「そらぽの木キャンペーン」への参加も今回で3回目となりました。一緒に植樹をしたのは安岐中央小学校の4年生、1/2成人式を迎えた記念にとのことでした。
今回植えたのはイロハモミジで、指導してくださった森林インストラクターさんの「分かれた葉先をイ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トと数えたことからこの名がつきました」との話に皆関心していました。クラス全員、一人ひとりがスコップを片手に丁寧に土を被せ、最後にその日の日直さんが記念標柱を立てて植樹は終了。在校中の二年間大事に育て、下の学年に引き継いでくれることを誓ってくれました。
その後「理科室」に場所を移し、私たち協会職員による「水の授業」を行いました。実は5カ月前にも当協会の環境出前授業で、「私たちの流した生活排水はどうなるの?」という内容でお話しをしたばかりでしたので、今回は復習の意味を込めて前回の内容をクイズにして、皆に出題する形式で話をしました。子供たちは改めて水の大切さに気づき、水の使い方についての理解を深めてもらったことと思います。
私たちの暮らす日本は、世界の中では比較的水に恵まれた国です。それでも私たち日本人は昔から自然に対し畏敬の念を持ち、水を大切に使ってきました。しかしながら生活が便利になり、蛇口をひねれば簡単に水が流れ、汚した水はすぐに目の前から消えてしまう現在では、子供たちが水に関心を持つには難しい環境になってきました。21世紀は水の世紀と呼ばれるように、今後ますます子供たちの環境に対する良心を育むことが必要になる今日、こうして子供たちに話をする機会を与えられ、子供たちが理解を示してくれることはとても幸せなことだと思います。今後もこういったキャンペーンに参加させていただき、より多くの子供たちに話ができたらと願っております。(公益財団法人 大分県環境管理協会 秋月)
こんな木を植えたよ
イロハモミジ
校舎のあいだにはさまれた少し日当たりに不安がある場所だったので、日陰でも元気に育つ「イロハモミジ(カエデ科)」を植えました。イロハモミジは新緑や紅葉が美しい情景を見せてくれます。また、ヘリコプターの羽のような実がついたりするので、時々みんなで観察して見て下さい。雨が少ないときは、水やりして可愛がってね。(草場)
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