大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第20号『宗方小学校 6年生』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
 今回、緑の授業を行った「宗方小学校」は、大分市街地の南西部、大分川近くの小高い丘の上にあります。学校の歴史は比較的新しく、約35年前に大型団地の造成とともに出来たそうです。今回、緑の授業を行ったのは卒業を間近に控えた6年生95人です。
 当日の天候は薄曇り、ちょっと風が強い日でしたが、校庭のサクラも開花直前で、大勢の元気な生徒たちと校門近くに卒業記念のハナミズキ(ピンク)を植えました。周りは、広い花壇とサクラ、フウなどの樹木が植わっており、ハナミズキが新たに仲間入りです。
 緑の授業は、生徒たちに校舎に隣接したグランドの観覧席(コンクリートの階段)に座ってもらい、私がみんなを見上げるような形で行いました。森林(樹木)の働きや森で生き物が生きていくためには大変なことを、スズメバチの巣や鳥の巣を見てもらいながら話しました。森の働きとしては、木材生産、洪水調節、土砂崩れを防ぐことなど、さすがは6年生だけあって、みんな良く知っていました。
  最近は、森林の地球温暖化防止機能が注目されているので、樹木が二酸化炭素を吸収する働きを、スギの苗木、大きな丸太などを使って、特に詳しく話しました。みんな真剣なまなざしで、とても熱心に聞いてくれたので私も話し甲斐がありました。モンスズメバチの巣はみんなとっても関心があったようですが、ハチに刺されないためには白いものを身につけるとか、香りの強いものはさけるようにして下さい。刺されると大変痛いし、命にかかわることがありますので。(私の体験談から)  (三ヶ田)
こんな木を植えたよ
 今回植えたのはミズキ科のハナミズキ。そらぽの木・植樹活動ではおなじみの木です。約百年前、当時の東京市がアメリカのワシントンにサクラの木を贈ったお礼に送られてきた木として知られています。だから、花言葉は「返礼」ということを私も今回初めて知りました。卒業する6年生が、学校や先生、下級生にお世話になったお礼に贈る木としては、ぴったりかもしれません。元気に育てるために、1〜2月頃、少量の肥料(油かすと化学肥料を等量混ぜたもの2〜3握り)を施すのと、雨が少ないときは時々水やりをお願いします。(三ヶ田)
〔植樹した木〕ハナミズキ 1本
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