大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第19号『賀来小中学校 6年1組』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
 今回、緑の授業を行った「賀来小中学校」は、JR久大線の賀来駅近くにあります。小・中一貫校として大分市のモデル校になっており、小学生だけどかっこいい制服があり、みんな大人びて見えました。校長先生は、「賢く見えるんだ」とおっしゃっていましたけど。今回は、昨年の30人31脚大分大会で見事優勝した記念として、開催が決まりました。
 当日の天候は晴れ、1月だけど寒くもなく、いい日よりでした。植樹は、学校グランドの外れにあるプール横の空き地に、学校の希望でビワの木を植えました。最初のリクエストは「リンゴの木」でしたが、冷涼な気候を好むリンゴを育てるのは難しいということで、ビワになりました。木にはもう花が咲いており、今年の6月頃には食べられるかもしれない、という説明を聞き、みんな楽しみに植えました。女生徒パワ−の方が元気良さそうだったけど、気のせいかな?
 緑の授業は、6年生全員(約100人)が参加して、武道場で行いました。6年生ということで、少し難しいけど、地球温暖化防止と森林の役割を中心にお話ししました。思った通り、みんないろんなことをよく知っていました。温暖化のシステムを質問すると、きちんと説明してくれました。でも、ここ100年間で地球の平均気温が0.7℃、大分市では1.7℃も高くなっており、地球のいろんな所で問題が起きているので、温暖化防止をみんな真剣に考えないといけないよね。
 森林(木材)には、温暖化防止のほかにもいろんな働きがあり、また、生物の命の源でもあるということで、自然から借りてきた「オオイタサンショウウオ」「ヤマアカガエル」の卵なども見てもらったけど、結構みんな見たことがあると言うことを聞いて、すごいなと思いました。周りに豊かな自然がたくさん残っていて、登下校の途中でよく見ているんだろうね。こうした体験をいつまでも大切にして下さい。(三ヶ田)
 
こんな木を植えたよ
 今回植えたのはバラ科のビワ。果樹として、暖かい地域で栽培されており、県内では大分市の田ノ浦地区(高崎山の麓)が生産地として有名です。果実の食べ頃は、黄色く色づく6月頃です。花は、11月から翌年の1月頃にかけて、芳香のある白い花がたくさんつきます。また、果実のほかに、葉は打ち身やねんざ、皮膚病などに効き、材は弾力性があり、木目も美しいので、くし、木刀、杖などに用いられます。(三ヶ田)
〔植樹した木〕ビワ 1本
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