大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第14号『九重町立飯田小学校 6年生』ほかの活動はここから見られます!!
3
みどりの授業
今回は、すぐ近くに日本一の大吊り橋のある飯田小学校で緑の授業を行いました。標高800mの高さは、大分県では一番高い学校ではないかと思われます。夏は大変涼しく、この日も真夏日を記録するほどでしたが、校庭はさわやかな風が吹いていました。
近くの「九重森林公園」から寄贈されたブルーベリーの木2本を、卒業記念として6年生15名の全員で植えました。もう青い実がついていて、もうすぐ熟れた実を食べることが出来ると、みんな大きな期待をよせて穴を掘り、植えました。鳥に食べられないようにネットを張ることを、おすすめしました。目に良いと言われるブルーベリーを食べて、目を輝かせながら学習をしてほしいと願っています。
緑の授業は、校庭の100年ほどの大きなケヤキの木の下で、心地よい風を肌に感じながら、元気よくにぎやかに行いました。ケヤキの語源から始まり、タラヨウの葉っぱに書いたハガキ(葉書)も作ってみました。
周りには筑後川の源流となる多くの緑の山々もあることから、森林の持つ「保水力」の話を真剣に聞いていました。目に見えない森林の土には多くのすき間(空気)があって、降った雨を貯めてくれます。多めに降った時でも洪水にならず、長く降らないときにも水不足にならない「緑のダム」と言われる森林の効用について学習しました。「森林にはほかにどんなはたらきがありますか?」の問いに次々と手が上がり「山崩れを防ぐ」「山で遊べる」など多くの答えを出してくれました。
最後に聴診器で木の鼓動を聞き、樹木が生きていることを実感。みんな、そらぽに抱きついておおはしゃぎ。楽しかった緑の授業を終えました。(財津)
こんな木を植えたよ 〔ブルーベリーの実を楽しみに〕
 九重町では、日本ブルーベリー協会主催による産地シンポジウム「2008ブルーベリーin九重」が開催されるほど、町挙げて栽培に取り組んでいます。そこで今回の飯田小学校のそらぽの木はブルーベリーに決定しました。
 ブルーベリーのきれいな青い実は、「アントシアニン」という色素が多く含まれて、目に良い効果をもたらすといわれています。自家受粉しない木も多いために、結実させるには複数本植えなければならないことから、今回は2本植えました。鳥に食べられないようにネット張りや、水やりと栽培当番も決めて、実が熟れるのを楽しみに待っていてください。(財津)
〔植樹した木〕ブルーベリ 2本
前へ次へ
このページのトップへ
1 2 3