大分朝日放送開局15周年記念事業 OAB地球温暖化防止プロジェクト
そらぽの木
みんなの植樹活動しんぶん第10号『日出町立南端小学校5・6年生』ほかの活動はここから見られます!!
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みどりの授業
今回は、日出町の南端小学校で緑の授業を行いました。南端小学校は、高速道路日出ジャンクションの近くにあり、標高は約300mで周りは緑の山に囲まれています。中学校も同じ敷地内にあります。参加してくれたのは6年生4人と5年生1人の計5人(男子2人、女子3人)です。春の陽気の昼下がり、自己紹介から始まり、和気あいあいの雰囲気の中、卒業記念にみんなでクスノキを植えました。天気が良く、澄んだ空気の中で、すべての時間がゆっくりと穏やかに流れているようでした。
緑の授業では、先生方や村島アナも参加し、みんなで竹を使った鳥笛作りを楽しみました。一人1個ずつ作りましたが、手先の器用な男子はすごい勢いで作り上げ、すぐに指で穴をコントロ−ルしてウグイスの鳴き真似「ホ− ホケキョ」まで出来たのにはビックリ。もちろん、中には作るのに苦労した人もあったようですが、みんな何とか時間内にできあがりました。さすが高学年です。
昔、竹は生活用品の材料として欠かせないものでした。特にここ日出町は、良質の竹(まだけ)が多いところです。これから、いろんな場面で竹を工夫して使ってくれることを願っています。それも、地球温暖化防止の取り組みです。(三ヶ田)
こんな木を植えたよ  今回植えたのはクスノキ。大木になる木が欲しとのことで選びました。クスノキは、独特の芳香を持ち、防虫剤の「樟脳(しょうのう)」の原料になることで有名です。ただ、今は防虫剤も化学製品として石油から作られており、木から作っているのは九州でも佐賀県の1軒だけのようです。でも、そんな虫が嫌がる香りを持つので、長生きして大木になれるんだと思います。
 春には小さな花が付き、秋には黒い実が付きます。ゆっくり観察してみてください。何十年かしてみんなが大人になって見に来たとき、どんな大きさになっているかな。(三ヶ田)
〔植樹した木〕クスノキ 1本
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