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12月22日(土)  

月末企画、思いつきワールド。
今回のお題は、"初詣 超穴場スポットを探せ!"


  もうすぐお正月。お正月のイベントといえば、初詣で。今年も宇佐神宮や春日神社は、たくさんの参拝客で賑わうことでしょう。
  で、ふと思ったのですが、毎年三箇日が過ぎると、各神社の参拝客数が発表されます。大分ナンバーワンは宇佐神宮の50万人。東京の明治神宮なんか350万人って言いますから想像を絶します。しかし、いくら神様といえ、そんなに多くの人の願い事を全部覚えるのは大変だと思いませんか。と言う事は、逆に参拝客がほとんど来ないような神社に行けば、確実に願い事は覚えてもらうのでは・・・。そんな発想から取材は始まりました。サブタイトルは「神様ひとり占め計画」


■白山神社
 大分市大字市尾2025番地
















■健男霜疑日子麓社
 大野郡緒方町大字尾平鉱山
 236番地
  では実際、県内にはどのくらいの神社が存在するのか。大分県神社庁発行の大分県神社名簿によると、その数なんと2130社。よし、これだけあれば必ずや神様と1対1で会える神社が存在するはず。同資料によると、県内14に分けた地区の中で、最も神社数多いのは、大分市と大分郡を合わせた大分地区の333社。まずはこの中から1社を選んで行ってみる事にした。

  ターゲットとなったのは、大分市と臼杵市との境、御所峠付近にあるはずの白山神社。「あるはず」と言うのは、地図上には見当たらないからだ。とりあえず、記載された住所を頼りに車を走らせた。九十九折の山道を登ること20数分。見つけた。峠を越え、ちょっと下ったところに確かにあった。一応駐車場もある(但し乗用車は2台までか)。
  苔むした階段を上ると、姿を現したのは大きな岩戸。幅1mほどの隙間を抜けると、何ともプリティなお社が姿を現した。おおっ、こんな人里はなれた土地にこんな神秘的な神社があったとは!岩の隙間に作られた、文字通り穴場の神社であった。
 
  そして参拝を済ませ、再び神社探し。今度は2番目に神社数の多い大野地区(269社)からピックアップすることになった。住所を地図と照らし合わせながら探していくと、祖母山の麓(緒方町)に、名前からして穴場っぽい神社を発見。その名は「健男霜疑日子麓社」・・・読めない。直接宮司さんに聞いてみると、『たけおしもこりひこふもとしゃ』と読むことが判明。更に、「初詣客はまずいない」とのこたえ。ビンゴだ。早速その、"たけおしもこりひこふもとしゃ"へ向かった。

  大分市を出て2時間半、ようやく"たけおしもこりひこふもとしゃ"のある尾平鉱山周辺に辿り着いた。それにしても寒い。当然だ、雪が積もっている。大分県広し!
  そしてようやく見つけた"たけおしもこりひこふもとしゃ"。竹やぶに隠れて目立たない神社だが、想像通り、人も寄せ付けぬような神々しさが感じられる。が・・・、寂れた感は否めない。確かに神様に覚えてもらうには絶好の神社ではあるが、本当にこの番組を見て初詣に行こうと思う人がいるのだろうか???心配になったので、この健男霜疑日子麓社のCMを作ってフォローしたのだった。

  この企画をとある宮司さんに持ちかけたところ、「発想としては正論かも」とのお答えを賜った。賑やかな雰囲気も確かに捨てがたい。しかし、人里は離れた土地の神社にもそれなりの魅力がある。なんといっても"神様に顔まで覚えてもらえるかも"という勝手な解釈が出来る所が私は好きだ。来年の三社参り、ひとつくらいマイナーな神社を訪ねてみる、ってのはいかがでしょう?


思いつきディレクター・M

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