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おおいた情報大事典バックナンバー

2013.02.09放送
最近指定・登録された文化財(4)~県西部~

 今週は、最近指定・登録された文化財をめぐるシリーズ第4弾、県西部編です!

 最初に案内して頂いたのは、「旅館香椎荘」です。敷地の中に、大きな石の建造物がありました。「香椎荘の笠塔婆」は昭和23年頃旧庄内町から持って来られたもので、3.25mもある供養塔です。真ん中には梵字、端には年号が彫られていますが、阿蘇溶結凝灰岩が使われているため非常にもろいため、残念ながら文字は確認できません。平成22年7月23日に由布市の有形文化財に指定されました。その存在感と地域の歴史に深く関わるものとしての価値が評価されたそうです。JR由布院駅からも歩いて行ける距離で、街中散策のついでに立ち寄ることもできます。

 続いて訪れた、玖珠町には、日本の近代化を支えた「旧豊後森機関庫」があります。時間が止まったかのような風景が広がっているこの機関庫は、昭和20年頃には25両の蒸気機関車を擁し、250人が働いて賑わっていたそうです。ここは久留米と大分を結ぶJR久大線の中間地点で、豊後森駅から線路を引きこんで給炭や給水をしたり点検をしたりする重要な場所でしたが、昭和45年にディーゼルカーが導入されたことで役割を終えました。当時最高の技術を用いて建築されたという機関庫の中に入ってみると、56本の柱や、煤で黒く染まった天井、排気口などがあり、広々とした空間の中に当時の面影が濃く残っていました。去年8月13日に、機関庫と転車台が国の有形文化財に登録されました。

 また、機関庫の近くにはかつてこの地を治めていた森藩藩主・久留島氏の庭園があります。藩主御殿庭園は、巨石が並んだ美しい庭園です。斜面の中央に造られた「枯滝」は、滝をイメージしているんだとか。また、船の形をした石や、運ぶのが大変だったといわれる「喜藤次泣かせの石」などもあり、なかなか奥が深いです。他にも、栖鳳楼庭園や清水御門前庭の3つの庭園があるのですが、どれも趣きが異なっていて、藩主が造った庭園というのが珍しいということもあり、去年1月24日に国の名勝に指定されました。景色が優れた地が選ばれるもので、県内では3番目です。

 続いては、日田市にある岳林寺へ。こちらには、その昔旧大山町にあった廃寺・伝真庵の本尊だったとされる「木造釈迦如来立像」が保管されています。平成17年に伝真庵からもたらされた時にはボロボロだったそうなのですが、専門家に見てもらったところ鎌倉時代に造られた価値のある仏像であることが分かり、修復を依頼。立つこともできるようになり、見事な姿で日の目を見ることとなりました。平成23年3月31日に日田市の有形文化財に指定され、岳林寺の中の資料館で展示されています。


 大分は本当に文化財の宝庫なのだと実感しました。地域の歴史や文化に根付いた貴重な文化財を、これから私たちは守っていかなければならないと改めて思いました。