
豊後高田市にある、香々地青少年の家の人気イベント「国東半島の史跡探訪」に参加。県内からの約30人の参加者とともに、国東市の文殊仙寺で座禅や写経を体験したり、豊後の三賢として知られる国東市出身の三浦梅園ゆかりの場所を訪ねる。
2010.03.06放送
洞門そばと競秀峰登山
水と緑の豊かな渓谷が広がる、中津市本耶馬渓町。今週は、県内2番目の作付面積を誇る自慢のそばを堪能、そして山国川に沿って絶壁をなす競秀峰の登山に挑戦します!
最初に訪れたのは、「道の駅耶馬(やぱ)トピア」。こちらでは、レストランでそばを頂けることはもちろん、そば打ちが体験できるということで人気を集めています。その隣には平成11年に完成した製粉工場が。中へ入って見ると、そばの実を石臼で挽いてふるいにかける機械がゆっくりと動いていました。そばの実は熱を嫌うので、いつもは5度ほどに設定された低温貯蔵庫で眠っています。挽くときに石臼を使うのも、熱を持たない特性があるそうで、これが風味豊かなそばの味の第一歩になるそうです。
それでは早速、こだわりのそば粉を使って、そば打ちに挑戦♪二八そばなのですが、さらにつなぎとして山芋を使います。耶馬渓らしさを加えるといったところでしょうか。粉と山芋を混ぜ合わせて、水を少しずつ加えながらなじませます。この「水廻し」という作業でそばの味が8割決まるそうで、乾燥させないよう手早く混ぜていきます。大きな塊になったら、次は平らにし、麺棒を使って延ばしていくのですが、ちょっといびつな形に…(笑)。形を四角にして重ねたら生地を切ります。ちょっと細くなりすぎちゃいましたが、何とか完成。いただきますっ!そばの香りが広がっておいしい☆そばの実の形が見えて、手作りで作ったんだなと改めて実感。田舎の風景が思い浮かぶ優しい味でした。
お腹もいっぱいになったところで、次に向かったのは、本耶馬渓町のシンボル・競秀峰。絶壁をなしてそびえ立つ姿は、古くから多くの人々を魅了してきました。まるで競い合っているかのように8つの岩々が力強く立っています。この名前は、東京・浅草寺の金龍さんという和尚さんが名付けたと言われています。
今回は、弘法寺近くの登山口から、「陣の岩」の上にある展望台を目指して登ってみることに。陣の岩も競秀峰の一つで、麓から見ると軍艦のように見える大きな岩です。眺めを楽しみに登れば急な山道も何のその…といきたいところですが、やはり道は険しく。でも、登山道は、競秀峰登山会によってきれいに整備されていました。
そして、登ること20分。ついに展望台に到着すると…すばらしい景色!前からしかみたことのなかった競秀峰の横顔や後ろ姿など、様々な表情が見られて感動でした。また、この景色に魅了された一人が、福沢諭吉です。競秀峰の持ち主が土地を売ろうとしていることをたまたま耳にした諭吉は、心ない人にこの自然が壊されることを懸念。1.3haの土地を、私財を投げ打って少しずつ購入したという話も残っています。
「見てよし、登ってよし」の競秀峰と、「打ってよし、食べてよし」の洞門そば。本耶馬渓町を散策していると、大自然の恵みを感じることができました。